こんにちは。たろーです!
懸垂について、握り方のバリエーションの多さに混乱したことはありませんか?
なりたい背中になるためには、ピンポイントで効かせるグリップがあります
記事を読むと分かること
- なりたい背中のグリップが分かる
- 握り方
- 幅
- 3つ部位を鍛えるグリップ
- 広背筋
- 大円筋
- 僧帽筋
「握り方」「手の幅」って組み合わせると何パターンもあって、結局どれでやったら良いのってなるんですよね。
このような悩みを解決します
- 逆三角形のカラダ
- 厚みをつけたい
- くびれを強調させたい
様々な目的があると思います。鍛えたい部位によってグリップは重要なポイントです。それでは確認していきましょう
背中の筋肉を鍛えるとこうなる
まずは、背中は大きく3つの筋肉があります。
【なりたい姿】に近づくには自分はどこを鍛えるのか?
確認してみてください
大円筋
引用元:https://www.palmie.jp/lessons/41
大円筋を鍛えるとカラダの外側の筋肉が付きます。つまり、『逆三角形』のカラダに近づきます。
お腹のくびれも協調されます
広背筋
引用元:https://www.palmie.jp/lessons/41
広背筋もカラダの外側の筋肉がつき、逆三角形のカラダに近づきます。
そして、カラダの厚みもつきます
僧帽筋
引用元:https://www.palmie.jp/lessons/41
この部位は、厚みを出すために必要です。
前から見たときにも見える筋肉で、正面からの印象も変わります
握り方の基礎知識
本題の握り方ですが、まずは基本をおさえておきましょう
オーバーグリップ(順手)
主に効く部位 |
広背筋(収縮メイン) |
僧帽筋 |
アンダーグリップ(逆手)
主に効く部位 |
広背筋(ストレッチがメイン) |
二頭筋 |
手をバンザイした状態からカラダの横を通る動き(肩関節の伸展)がしやすい。
この動きは、肩甲骨(僧帽筋)をあまり動かさずに、広背筋に効かせやすいです。
ここまでを、カンタンにまとめるとこうなります
①順手は広背筋(収縮メイン)と僧帽筋
②逆手は広背筋(ストレッチがメイン)と二頭筋
パラレルグリップ
パラレルグリップは、順手と逆手の間。つまりパーにした時に手のひらが向い合せになるグリップです。
このグリップのメリット
- 腕の力をバランス良く使える
- 二頭筋などに力が偏らない
- 楽な状態なので自然に力を加えられる
- 僧帽筋もあまり使わない
- 握りやすい
- 肩関節の負担が少ない
メリットが多いですね
パラレルがあるジムでは、パラレルを多用しても良いと思います。
握る幅
ワイドグリップ(肩幅の1.5倍)
- 大円筋メイン
- 僧帽筋、広背筋も使う
- 二頭筋はあまり使わない
肩幅の1.2倍(肩幅よりも拳ひとつ広いくらい)
- 広背筋メイン
- 他の部位もバランス良く鍛えられる
- 大円筋、僧帽筋、二頭筋
- 肩関節の負担も少なくやりやすい
ナローグリップ(肩幅)
- 広背筋メイン
- ストレッチが効きやすい
- 二頭筋も良く使われる
以上が基本でした。
次の章で【結局どの握り方をしたら良いの】という疑問をお答えいたします
大円筋を狙った握り方
パターン①
握り方 | オーバーグリップ(順手) |
手の幅 | 肩幅の1.5倍 |
- この一択おススメです
カラダは反らさずに真上に上げる
広背筋を狙った握り方
パターン①
握り方 | オーバーグリップ |
手の幅 | 肩幅の1.2倍程度 (肩幅よりも拳ひとつ広いくらい) |
- 広背筋上部がメイン
- 収縮メイン
- 一般的には、これで鍛えるのが良いでしょう
- 公園など、どこでもできるタイプです
パターン②
握り方 | パラレルグリップ or アンダーグリップ |
手の幅 | 肩幅 |
- 広背筋下部がメイン
- ストレッチがメイン
- 二頭筋も使われやすい
- パラレルだと二頭筋の負荷が軽減
カラダをやや反らして、胸をバーに近づけよう
僧帽筋を狙った握り方
僧帽筋パターン①
握り方 | オーバーグリップ(順手) |
手の幅 | 肩幅の1.2倍程度 (肩幅よりも拳ひとつ広いくらい) |
広背筋のパターン①と同じですが、僧帽筋も鍛えられます。
僧帽筋パターン②
握り方 | アンダーグリップ |
握り方 | 肩幅 or 肩幅の1.2倍 |
肩甲骨を寄せるイメージ(背中の上部にシワを寄せる)で上げよう
より効果をアップさせる握り方
- 小指側から握りましょう
- 背中に刺激がいきやすい
- 小指側と背の神経は繋がっている
- 強く握らない
- バーに軽く引っ掛ける
- 腕が疲れないようにします
薬指~中指の3本に力が入っている状態です。
最後に
懸垂のトレーニングは複雑です。今回は「握り方」「手の幅」だけの情報に絞りました。
握り方
手の幅
フォーム
上げる角度
姿勢など
バーを引く位置
懸垂は誰もが認める効果の高いトレーニングです。
より効果を高めるために、グリップを覚えると「なりたい自分」により近づきやすいと思います。
全てを一気に意識すると多すぎて大変です。少しずつ覚えていきましょう
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